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白内障手術後に再びかすみ目『後発白内障』

図1 白内障のため濁った水晶体 図2 図3 後発白内障のため濁った後嚢 再びかすみ目が生じる 図4 レーザーで濁りを取り、再びよく見えるようになる

Kさんはかすみ目が強くなった1年ほど前、白内障手術を受けました。手術後かすみも取れ、鮮やかに見えるようになったと喜んでいましたが、最近、またかすみ目が気になりだしました。

眼科の定期健診で相談すると、『後発(こうはつ)白内障』が起こっていると言われ、Kさんはとまどっていました。白内障は手術して治したはすなのに、なぜ、また白内障が起こったのか?

水晶体が濁り、かすみが出るのが白内障(図1)です。白内障手術で濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを入れますが(図2)、何か別の病気が起こらない限り、ふつうは二度三度と手術する必要はありません。眼内レンズも半永久的にもち、入れ替える必要はありません。

でもKさんのように、手術後再びかすみ目が出現することがあります。手術時に眼内レンズを眼の中に固定しますが、このとき残している透明なうすい袋の膜、後嚢(こうのう)が年月とともに少しずつ濁ってくるのです。これは後発白内障と呼ばれ(図3)、光の通り道に濁りが出るため、かすみ目を感じるのです。

治療は簡単、ヤグレーザーと呼ばれる特殊なレーザーで、後嚢の濁りを取り除けば(図4)、かすみ目もなくなります。レーザーによる外来での治療自体は、痛みもなく、数分で終わります。

自分の眼の濁っている部分の写真を見せてもらい、後発白内障について納得したKさん、さっそくヤグレーザーによる治療を受けました。治療後すぐに、かすみも取れ、再びよく見えるようになったーと喜んでいます。

『白内障手術後も定期健診は忘れずに』

視力低下が老化招く 目は『心』のアンテナ

Iさんは80歳。絵を見たり、旅行に行ってきれいな景色を見たりすることが大好き、もともとは活発に出歩く元気な人でした。

ところが最近、外出を億劫(おっくう)がったり、きれいなものを見ても楽しんでいる様子もなく元気がありません。
出歩くことが減ったためか、足腰もめっきり弱ってきたようです。

鬱(うつ)なのか、認知症なのか単なる老化なのか―と、家族も心配していましたが、どうやら目もよく見えていないようなので眼科に連れて行きました。

(図1)五感と脳 (図2)眼球は脳が前にとびだしたアンテナ

人は自分の周りの情報を五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)から得て、脳に運び、処理して行動します。五感の中でも目からの情報、視覚は大切です。

視覚は70%とも90%ともいわれる、たくさんの情報を脳にインプットしています。眼球は脳が前に飛び出した脳の一部、いわばアンテナのような役割をしているのです。目がよく見えず、目からの刺激が減少すると、Iさんのように活動が落ち込んでいくのは当然のことといえます。

Iさんの視力を測ったところ、ほとんど見えていません。活動が低下したのは、目から脳への刺激がなくなっていたためだったのです。

原因は白内障にあると言われたIさん、手術を受けたところ、目がよく見えるようになり、元気も回復。再び出歩けるようになったIさんは、絵の展覧会や旅行が楽しみになりました。笑顔も多くなり、足腰もしっかりしてきて。家族もひと安心、すっかり若返って寿命も延びたようだと喜んでいます。

『きれいなものを見るのが楽しい!』―Iさんの言葉です。

【白内障】の症状は色々 手術で視覚生活快適に

白内障で濁った水晶体を、眼内レンズと入れ替える。

Dさんは近ごろ目のかすみが気になって仕方ありません。見えないことはないのですが、なんとなくベール1枚あるような、霧の中から見ているような。また日によってよく見える日や見にくい日があるような気がします。人の顔も見にくく、近くに来るまでわかりません。また明るい光がやたらとまぶしく、かといって暗いところではより見にくく感じたので眼科を受診。典型的な白内障の症状で、カメラのレンズにあたる水晶体が白く濁ってかすんでいたのです。手術を受けることにしたDさんは、15分程ですむ日帰り外来手術で、痛みもほとんどなく終了。手術翌日から明るく鮮やかな世界がひろがりました。手術してわかったのは、色の鮮やかさも白内障で失っていたことでした。徐々にかすみ目が進行していたため気がつかなかったのです。
白内障は個人差はありますが、どなたでも加齢とともに少しずつ進行します。負担の少ない手術で回復することができますが、手術は通常急ぐ必要はありません。でも目から入る視覚情報は、人の活動にとって非常に重要です。白内障で見えにくくなるだけで、活動性も落ちてくるので、積極的な生活を、と考えるなら早めの手術をおすすめします。
また、強い近視や、遠視のある方にも早めの白内障手術をおすすめします。なぜなら、手術で入れる眼内レンズの度数を選ぶことによって、近視や遠視をなおすこともできるからです。今までの強いメガネや疲れ目も解決できるかもしれません。

白内障 60歳以上チェック要 -手術は日帰りで-

眼とカメラの対比
白内障の眼

近ごろ目のかすみ、まぶしさが気になりませんか?日によってよく見えたり、見えにくい日があったりしませんか?もし気になったら白内障が進行していないかをチェックしましょう。

右図は目の構造とカメラを比較したものです。

カメラのレンズにあたるのが水晶体、フィルムにあたるのが網膜です。きれいな写真を撮るためには、きれいなレンズに良質なフィルムが必要です。レンズが曇っても、フィルムが傷んでも、きれいな写真は撮れません。目も同様に水晶体が濁ったり、網膜の感度が低下しても、よく見えないということになります。
水晶体が白く濁ってしまい、かすんで見えにくくなった状態が白内障です。60歳を超えて、白内障がまったくない-ということはまずありません。白内障は年齢とともに誰にでも起こります。徐々に進行するため気づかないことが多いのです。
白内障が進行すれば、視力もなくなりますが、負担の少ない手術で回復する子tが可能です。手術の多くは、10分~20分くらいの日帰り外来手術で、痛みもほとんどありません。手術した翌日には明るく鮮やかな世界が広がります。気になるかすみ目は、眼科でのチェックをおすすめします。

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