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緑内障で視神経減少 早期発見と治療が要

40歳以上では20人に1人、70歳以上では7~8人に1人が緑内障で、そのうち9割の人が未治療で放置されているといわれています。

たまたま受けた検診で緑内障が見つかったLさんは、目薬による治療をすることになりましたが、自覚症状もなく、何のために治療が必要なのかよくわかりません。

(図1)視神経の減少-正常と緑内障-

人はだれでも生きていく限り、日々刻々と視神経が減っていきます。生まれたての赤ちゃんのときに片目に約100万本あった視神経が、正常な人でも100歳には半分の50万本になっていると言われています。(図1)

1年に5000本、100分に1本が減っていく計算になり、この減り方の速い人が緑内障という病気です。いったん減ってしまった視神経はもとに戻すことはできません。

ですから、視神経が減ってしまう前に早期発見をし、早期治療することが視機能を維持するために必要なのです。

緑内障の治療方針は、生活に支障をきたさないよう、見る力を維持することです。そのためには視神経の減り方を遅くしなければなりません。

しかし、なぜ緑内障になると視神経がどんどん減ってしまうのでしょうか?

(図2)緑内障の治療方針

緑内障は、眼圧(目の硬さ)がふつうより高くなり、視神経が圧迫されることが主な原因のひとつと考えられています。また、視神経そのものが弱い人もいると考えられています(正常眼圧緑内障)。ですから緑内障の治療方針は、①眼圧を下げる、②視神経を保護する、のふたつ(図2)で、具体的には点眼薬、内服薬、レーザー治療、手術などがあります。

緑内障の治療方針がよく理解できたLさん、今のところ目薬による治療でよいということなので、『眼圧を下げ、視神経を保護』し、視神経の障害をできるだけ防ぐという点眼治療と、眼科受診を欠かさぬようにしようと思っています。

【眼圧】と【緑内障】点眼で眼圧をコントロール

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図1・緑内障の人とそうでない人の眼圧分布

Bさんは眼科で『眼圧が高いけれど、視野、視神経は大丈夫だからまだ緑内障にはなっていないですよ。ただの高眼圧症ですよ。でも治療した方がいいですね。』と言われチンプンカンプン。何のことだかよくわかりません。眼圧が高いのと緑内障とは違うの?
一方Cさんは『眼圧は正常だけど、緑内障になっています。』と言われやっぱりチンプンカンプン。緑内障って、眼圧が高い人がなるものじゃないの?
眼圧というのは、眼球の圧力、簡単に言うと硬さのこと。いろいろな測り方がありますが、10~21mmHgが正常範囲ということになっています。眼圧が高いと、眼球内で視神経が圧迫されて死んでいき、その結果見えないところができて視野が欠けていきます。これがいわゆる緑内障です。眼圧が高くても視神経が十分に丈夫な人は視神経に障害をおこさず、緑内障にならないことがあり、これを高眼圧症といい、眼圧が正常範囲でも、緑内障に似た視神経や視野の変化をおこす場合を正常眼圧緑内障と呼びます。
眼圧は緑内障にとって重要な要素ですが、眼圧、視神経の変化、神経線維層の厚み、視野、年齢、家族歴、これらを総合して検査していく必要があります。
Bさんは今のところ緑内障ではないといわれていますが、これから先緑内障にならないために、またCさんはこれ以上緑内障による視野欠損がすすまないようにするために点眼による眼圧のコントロールを継続していくことにしました。

ひと晩で失明の恐れ【急性緑内障発作】

図1 正常な眼球内の水の流れ 図2 隅角の閉塞による急性緑内障発作

緑内障とは一般に、まず①眼圧が上がり→②視神経が圧迫されて傷み→③視野が欠けていく、という病気ですが、いくつかの病型があります。何年もかけて病気が進んでいくものもある一方、一晩で失明してしまう恐ろしいタイプのものもあります(急性緑内障発作)。
図1のように眼球の中には房水という水が、いつも作られては、たまり、出て行く、という循環がありますが、この出口(隅角)が急に塞がってしまう(図2)ことにより眼圧が急激に上昇し、視神経が急激に障害されてしまうことがあるのです。急性緑内障発作をおこすと、①眼がすごく痛くなり、②頭痛、③吐き気、嘔吐、④発作をおこしている眼が見にくくなり、⑤充血、⑥散瞳(振り仮名:さんどう)(瞳が大きくなります)などという症状がおこります。このような症状がおこったらすぐに眼科救急を受診する必要があります。
特に若い頃目のよかった女性の方は年齢とともに急性緑内障発作をおこしやすくなることが多いのです。眼科で眼圧検査、隅角検査やUBMという超音波による検査などを受ければすぐにわかります。そしてリスクがあることがわかれば、レーザーによる予防的治療を受けることができ、これで99%急性緑内障発作は避けることができます。予防が大切です。眼科受診してチェックしておくことをおすすめします。

知らぬうち視野が欠損 早期発見・治療が大切

白内障 濁った水晶体のために光が網膜まで届かない
緑内障 網膜に像が映っても視神経が障害されたため信号が伝わらない

白内障と緑内障との違いをこ存知でしょうか?
実は全く違うものなのです。白内障は、眼のレンズにあたる水晶体が濁り、かすみ目が出てくる病気、緑内障は視神経が傷んでいく病気で、全く異なる病気です。
水晶体を通った光は、網膜の上でピントを合わせ、像を結びます。この信号を脳まで運ぷのが視神経で片眼100万本、両眼で200万本あるといわれています。この視神経が傷んで電線が折れるように減っていき、視野(見える範囲)が欠けていく病気が緑内障です。
診察のポイントは、①眼圧②視神経の色形③視野の3つ。いずれも外来で簡単にチェックできます。かなり進行するまで中心の視野は保たれるため、自覚症状が出にくい場合も多く、手遅れにならないよう眼科でのチェックが大切です。平成13年、岐阜県多治見市で約1万8000人を調べたら、なんと40歳以上で5.9%、17人にひとりが緑内障という結果でした。さらに70歳以上では13.1%、7.6人にひとり。この多さに緑内障専門医も驚きました。白内障は手術で回復が期待できますが、緑内障で障害された視神経は元には戻りません。早期発見と早期治療、悪くならないために予防が最も大切です。ぜひ眼科での受診をおすすめします。

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